NOTES

日々是覚え書き

魂のカップル

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私とあなたは前世でうんたらかんたら...

なにもオカルトな話をしようと言うのではない。

先週日曜日に中目黒へ花見に行って来た。

例年より人が多かった気がする。

次第に天気が悪くなって来たので、早めに中目黒川沿いでの花見を早く切り上げ帰路についた、その電車の中での出来事を書きたいだけだ。

 

車中はそこそこの込み具合で、嫁とつり革につかまりながらスマフォを片手にアプリを起動する。

ほどなくして、ふと目の前にいる20代半ばくらいのカップルへ目が向く。

余程疲れていたのか発車後、すぐに寝てしまったようだ。

すると、右側に座っている彼氏の口が徐々に大きく開き、頭の角度がほぼ真上に向き、

それにつられるかのように左側に位置した彼女の頭は左側へと傾きながらこちらも同じく口が開き、さらには二人して半目の状態へと移行した。

口がモゴモゴと動く様子は、まさに口から魂が抜け出てしまうかの様である。

しかも彼氏の方は半目の状態でずっと目があっている、正直怖い。

まあ、付き合うと似てくるもんだなあ、うんうんと思いつつ彼氏の方を注視していると頭の角度はさらに上方向に傾きゆっくりとヘッドバンキングを繰り出すようになった。

 

途中で下車したので最後迄彼らを見守ることは出来なかったけれど、自分が電車で寝ているときのことは自分ではわからないので末恐ろしいものを感じた。

 

というただの日常記。